| ●今年も上位はＪＲＡ 昨年のこのレース、スマートファルコン・ワンダースピード・メイショウトウコンのＪＲＡ勢が人気どおりに上位を独占し、払い戻しは三連複の史上最低配当となる110円となったわけだが、今年はその昨年の上位馬は出走は無し。 どちらかというと、いつも前年に似たような顔ぶれになることが多いこのレースなのだけども、近年の常連だったアルドラゴンやメイショウトウコン・サカラートらがおらず、出走してきたのはこれからダート重賞の常連になりそうな馬たち。 迎え撃つ地元勢の筆頭は大井・川崎・園田・名古屋・笠松で重賞を勝ち、帝王賞・ＪＢＣそれぞれ４着の実績を持ちながらもいまだ交流重賞の勝ち星のない笠松のマルヨフェニックス。 なんとしても交流重賞での勝利が欲しいところだが、今日の人気もＪＲＡ４頭に次ぐ５番人気。 マルヨフェニックスが過去に出走した交流重賞に比べれば手薄とも思える今回のメンバーなのだが、このあたりは馬券を買う側の評価も極めてシビアだなぁとも感じる。 で、実際のレースになると、このメンバーでもやはりＪＲＡ勢が中心となった。高知のラストチャンピオンが先手を奪うが、二周目の向正面で岩田のラベリータが一気のまくりで先頭に立つと、それに続いてラッシュストリート・アドマイヤスバルの二頭がそれを追いかけて二番手・三番手。 一瞬、仕掛けが遅れたマルヨフェニックスが少し離れた４番手で、後続は大きく離されこの４頭による上位争いのまま直線へ。 結局、先に仕掛けたラベリータの勢いは止まらず、直線に入っても後続をどんどん引き離しゴールへ入線する前にすでに鞍上の岩田はガッツポーズ。 二馬身はなれてアドマイヤスバルが２着、そのあと大きく離れた三番手は武豊のラッシュストリートを地元のマルヨフェニックスが懸命に追いかけたものの届かず、終わってみれば今年もＪＲＡ勢の１・２・３着の上位独占。 馬券こそはＪＲＡ勢の中では最も人気の無かった４番人気のラベリータが勝ったため昨年のような激安配当にはならなかったのだが・・・
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