| ●ＪＢＣの再戦？ 暮れの名古屋の大一番。 ダートグレードとしては最長距離レースとなる2500mの名古屋大賞典。 一応はＧ２の格付けながらも、来週に大井のＧ１・東京大賞典が控えているため、どうしても毎年このレースは小粒なメンバー構成になってしまう。 しょうがないのだけども。 今年は11月に名古屋で行われたＪＢＣクラシックでそれぞれ2・3・4着だったマコトスパルビエロ・ワンダースピード・メイショウトウコンがそれぞれ揃ってこのレースに出走してきたのだが、こいつらもＪＢＣの後の前走となるＪＣダートでみんな揃いも揃って惨敗してきた馬。 せめてバーミリアンでもいいからここに出てきて欲しかった・・・ そんな、ＪＣダートの残念組みしか出てこないレースだけども、さすがにこの距離では地方馬ではＪＲＡ勢にはちょっと敵いそうも無いというのが現実。 人気は上位四頭がすべてＪＲＡ勢が独占し、離れた5番人気に北海道のコパノカチドキ。 レースの結果からしても、これはいたしかたなかったというところか。 さて、レース当日は午前中は晴れ間が見えて多少は暖かかったけども、午後になると青空も曇ってきてレース直前には小雨が降り出すような天候。 すっかりと薄暗くなってしまった中で始まったレースは、一番人気マコトスパルビエロがスタートから強引と思えるくらいの勢いで先頭に。 ワンダースピードとマイネルアワグラスがそれを見るような形で先行し、メイショウトウコンは定位置の後方に。 そのままゆっくりとレースは進み・・・ メイショウトウコンが3週目の３コーナーでまくり気味にあがっては来たものの、上位の結果はスタート直後の順番のまま。 マコトスパルビエロが押し切り、二着にワンダースピード。 マイネルアワグラスも直線でかなりの脚を見せたもののこの名古屋のコースではさすがに差し切ることはできずに三着。 メイショウトウコンも追い込んでの４着、そしてその後ろはかなり離された大差の５着にコパノカチドキ。 結局のところ１〜５番人気がそのままの順番で５着まで入線。 発表された払い戻しは３連単が800円。 なんだか、今年の名古屋で行われた交流重賞は全部こんな感じの払い戻しだったなぁ。 ３連単は、名古屋大賞典が320円、かきつばた記念が640円、ＪＢＣのクラシックは560円。 これでは、なんともしようにない。
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