| ●久しぶりの好メンバー かつては交流重賞「全日本サラブレッドC」として行われていたこの競走。 グレードが外れ地方交流競走に事実上の格下げになって４回目。 JRAの馬はいなくとも、それなりの顔ぶれが揃う。 笠松のエース格マルヨフェニックス、笠松で12連勝中のストライクリッチ、３歳牝馬代表サチコゴージャス、中央から園田に移籍して２戦目のダイワバンディット、前年の優勝馬マサアンビション、不死鳥ロードバクシン、兵庫の短距離エース・ベストタイザン、などなど。 前日から降り続く雨の影響で馬場は不良。 それでも昼くらいにはその雨も上がり晴れ間がさしてきたと思いきや、発走直前には再び降りだし、横殴りの雨の中でレースはスタート。 逃げると思われたストライクリッチが後方待機という意外な展開の中、１番人気のマルヨフェニックスは先行策。 地元の人気馬２頭を虎視眈々と見据えて中段でレースを進めたのは園田のベストタイザン。 ４コーナーで外に持ち出すと追いすがるマサアンビションとマルヨフェニックスの２頭を抑えてゴールイン。 １番人気で敗れたマルヨフェニックスは久しぶりの短距離戦で今回は持ち味がほとんど出せなかったような感じ。 対して、交流重賞ではいつも掲示板止まりだったベストタイザン。 最近、全国区で名前を知られるようになった下原騎手の好騎乗が今日は素晴らしかった。 来月の兵庫ゴールドトロフィーでは、またこのあたりのメンバーでの再戦となるのか。
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