| ●ダートの祭典、関西で初開催 ダートの祭典という名目でスタートしたJBC。 難しい問題点を含みつつも、今年で８回目。 今年は関西地区での初となる園田競馬場での開催。 大井→盛岡→名古屋→川崎と持ち回りの形を保ってきて、今回の園田は今までで最も西の開催。 普段はダートグレードでもG1競走を行わない競馬場でもこうして開催されることに大きな意義があると思う。 来年は名古屋競馬での２度目の開催が決まっているけども、できることならば佐賀とか金沢とかも色んな問題を克服してJBC開催に立候補をしてくれたら、さらにこのシリーズの存在意義も深まると思うのだが。 で、何がJBCの開催についての問題点か、というと。 ひとつに、巨大な南関東や盛岡の競馬場に比べ、その他の地方競馬場はどうしてもキャパが小さい。 場合によっては万単位の観客が来場にするにあたって、警備だとか場内整理だとか、普段G1競走を行わない競馬場にとってはおそらく大問題だろう。 しかし、今回の園田競馬場は、この問題に関しては非常によく考えて対処していたのに感心した。 開門前の入場者の列の整理だとか、開門時間を早めたりとか、JRAじゃ普通の事かもしれないけども、３年前に名古屋競馬場で行われた時との比較では、今回の園田の場内整理のスムーズさは雲泥の差だ。 このあたり、来年の開催を控えている名古屋競馬はよく検討しないと、今度はファンも許してはくれないぞ、と少し思った。 おっと、前置きだけが長くなってしまったけども、今年のJBCスプリント、とても見応えのあるレースでした。メンバー構成からしてちょっと手薄かな、と思ったのだけども、ゴールイン直後の松岡騎手のガッツポーズを見て、このJBC競走もしっかりと権威のあるレースになったんだなってのを実感。 ブルーコンコルドの失速はあまりに情けないですが、右回りと左回りであまりに極端に戦績の良し悪しが出る馬なんで、こんなものか・・・
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