| ●交流重賞ウイナーの貫禄 先日、この名古屋競馬で行われた交流重賞「名古屋大賞典」の日の天気は雨。 そして、今日の東海桜花賞も雨。 どうも名古屋競馬場の古馬重賞と天気の相性は悪いみたいで。 レース中はなんとか傘が無くても大丈夫なくらいに雨は上がっていたけど、馬場はどうやっても不良。 しかも、水の浮いた田んぼみたいな砂でした。 そんな中で行われた伝統の東海桜花賞。 交流重賞のトライアルという扱いになった今でも、昔からの東海公営ファンとしてはやっぱり秋の東海菊花賞と並ぶ一大レースなイメージがある、特別なレース。 今年の主役は、過去には交流重賞勝ちの実績もある地元・名古屋のキングスゾーン。 前走「名古屋大賞典」では不覚を取ったものの、今回のこのメンバーでは単勝1.4倍の圧倒的人気。 それに続いて、最近は遠征でなかなかの結果を残している兵庫の二頭が２・３番人気に。 雨の残る先行有利な不良馬場で、一番人気のキングスゾーンは中段よりやや前でレースを進める。 が、３〜４コーナーでやや手ごたえが悪くなったのか、いまいち行き脚がつかず場内がざわめき出す。 けども、４角手前からはスパートがかかり、終わってみれば着差以上の強さを見せ完勝。 レース後、鞍上の安部騎手も調教師もみんなが「途中、馬が遊ぶところがある」と話していたところからすると、まだまだこのメンバーならば余裕はあるといったところか。 次走は間違いなく、交流重賞「かきつばた記念」。 JRA勢を迎え撃つには、この遊びグセ、はたして大丈夫か？
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