| ●名古屋の長距離 ２日後に兵庫ＧＴ、５日後に東京大賞典を控えているせいか、Ｇ２といえど2500ｍという距離も微妙なため、どうしてもこのレースはメンバーが揃いにくい。 よくよく考えるとヴァーミリアン、ドンクール、サイレントディールが出てきた昨年はかなりの豪華メンバーだったような。 しかし昨年は平日開催、今年は祝日開催。 加えて今年は天気もよく１２月のこの時期にしては考えられないくらいの温かさ。 おかげでお客さんの入りもかなりよく、この日の売り上げもかなり好調だった模様。 前日の有馬記念が大荒れだったために、負けを取り戻そうと考えた競馬ファンが多かったのか？ 言うまでもなく、自分もそんな中の一人だったりするわけだけど。 で、このレースはあまりに本命サイドの決着になったんでまったく取り戻せなかったのも言うまでも無い。 前日までの雨で馬場は不良。 レースは２周目の向正面で動く。 高速決着が予想される砂の硬い馬場を狙って武のロングプライドが後方から一気にまくり、先頭へ。 前日の有馬記念で一番人気のメイショウサムソンでまったく動けれなかったのはなんだったんだ、という感じのスパート。 この仕掛けによって完全な力勝負に。 最後は地力のある馬しか差してこれない厳しい流れになったな、と思ったところに、最後の直線は１番人気のフィールドルージュが直線でロングプライドとの一騎打ちに持ち込みしっかりと差し切る。 ＪＣダート２着の実績はありながらも、５歳にしてこれが重賞初勝利となったフィールドルージュ。 地方競馬に出走すること自体がこれが初めてだったりするわけで、来年は交流重賞の主役になれる可能性は十分にあるかも。 当面のライバルになりそうなのは東京大賞典に出走を予定しているヴァーミリアンか？
|
