| ●名古屋のＧ３にＧ１馬が登場 地方競馬は３月の年度末を区切りとしてレースを組んであるので、東海公営にとってこの名古屋大賞典は今年度最後の大一番という位置付け。 グレードの格付けでは暮れの名古屋ＧＰよりは下の扱いだけども、歴史という面では明らかにこっちのほうが格上。 第30回という数字は伊達では無し。 そこにＧ１馬ブルーコンコルドが出走してきたとなれば見る側にとっては興味津々。 陽気な気候に、絶好の晴天。 そこに武や幸といったＪＲＡの人気ジョッキーの参加もあり、場内はなかなかのお客の入り。 まだまだ名古屋競馬も頑張ってます。 さすがは交流重賞。 一番人気に推されたのはもちろんブルーコンコルド。 しかし、５９キロの酷量が堪えたのか、勝負どころの３コーナーで行き脚がつかず。 じっくり先行した地元のムーンバレイが逃げ込みを図るなか、４コーナー手前でスパートを駆けた藤田のアルドラゴンが外から勢いよく交わしにかかる。 けっきょくアルドラゴンが３/４馬身差の先着で優勝。 ４年ぶりの地元馬の優勝は惜しくも成らずでした。 けれど、５月のかきつばた記念にはこのレースには出ていないエース格のキングストーンとレッドストーンの２頭も出てくるはず。 次こそは地元馬のリベンジを。
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