| ●名古屋でルメールが勝った 暮れの名古屋競馬の名物レース。 交流重賞としては全国でも最長距離の２５００ｍ。 翌週に東京大賞典が控えているためにどうしてもメンバーはＧ２に一歩足りない顔ぶれになってしまうのは仕方なし。 それに毎年このレースは23日の祝日に行われているのに、今年は曜日の関係で平日開催となってしまったのももったいない。 交流重賞とあればどこへでも顔を出す武豊も有馬記念の追い切りがあるために今年は参加せず。 いろいろと寂しい要素はあったけど、なんとかそれなりのメンバーが顔を揃えてくれたんじゃないでしょうか。 昨年はこのレース、なんと雪で開催中止という主催者もファンも馬も大いに困った事態であっただけに、まずは開催されるだけでもちょっとホっとしました。 それに今年は天気もよく、スタンドの外にいても暖かいくらいの気候にも恵まれたし。 その昨年のレースで出走予定ながらも雪で走れなかったヴァーミリアンが、今年は一番人気に応えて圧勝。 乗っていたのは名古屋初登場のルメール騎手。 外国人騎手が名古屋競馬場でといえば、思い出すのはデザーモ騎手がブロードアピールで制した2001年のかきつばた記念。 彼らは初めての競馬場でも難なく乗りこなす適応力がとにかく高い！ 負けじと、人気薄の馬で絶妙な逃げ残りを狙った地元の吉田稔の二着も、これもまたすごい。 武豊がいなくてもみんな魅せてくれました。 表彰式の後のルメール騎手、ファンからサインをせがまれると嫌な顔ひとつせずに全員に応えてました。 ２００人くらいでしょうか、ずっと笑顔でサイン書き続けてました。 騎乗のみならずファンサービスも一流。 恐れ入りました。
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