| ●雨中の独走劇 今年は阪神競馬場の改装にともない京都での開催となった宝塚記念。 過去に京都での宝塚記念といえば、メジロライアンの勝った1991年に、ライスシャワーが倒れた1995年。 ハイセイコーの勝った1974年や、フジノパーシアが勝った1976年も京都で行われたハズなんだけど、これはまだ自分の生まれる前なのでさすがに記憶は無し。 さて本年の主役は１番人気のディープインパクト。 そういえば、三冠馬が宝塚記念に出走するのってかなり珍しいのでは？ シンボリルドルフもミスターシービーもナリタブライアンも宝塚記念には一度も出てないので、ということはシンザン以来か。 何はともあれ、さしてライバル馬がいるわけでもない現状ではディープインパクトの優位が揺らぐわけは無し。 単勝が元返しにならず1.1倍ついたのがむしろ不思議なくらい。 このレースの後、秋は海外への遠征が決定しているので、ケチもつかず故障も無くでめでたしめでたしといったところでしょうか。 不甲斐ないのは２番人気ながら９着に敗れたリンカーン。 いくら馬場が悪いといってもこの成績は弁解の余地はないぞ。
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