| ●ザ・ダービーウィーク！ 一昨年までは交流重賞「名古屋優駿」として行われていたこのレースも、昨年からは旧来の地元重賞「東海ダービー」として再スタート。 古くからの東海公営ファンとしては、どうもこちらのほうがおさまりが良い、とも思う。 本年からは各地区の地方競馬のダービーと名のつく競走をこの一週間に集中させ、６日間で全６競馬場のダービーが日替わりで行われるというイベントもスタート。 初日の佐賀・九州ダービーに始まり、札幌ダービー、東京ダービー、兵庫ダービーと続き、本日がこの東海ダービー、そして明後日に水沢で岩手ダービーという日程。 今までなかなか地方競馬主催者間の連携ってのは行われてこなかっただけに、こういう試みはかなり面白いのでは。 ヒマと時間さえあれば６日間全部まわってみたいと思う旅打ち愛好家も多いはず。 ちゃんとこのイベント用のレーシングプログラムまで用意されていたというのもちょっと驚き。 それと、もうひとつ、今年からこの東海ダービーの変わった点。 今まで東海・北陸・近畿地区交流の重賞というのはあったけど、このレースはそれに加えて「中国」の表記も。 今年から福山競馬場もサラを導入したので参加資格があるわけか。 交流グレード競走でなくなったといっても伝統の東海ダービー。 他のＳＰ競走では使われることのない馬名入りのゼッケンを出走馬は着用し、レース前のファンファーレもいつものＳＰ競走用のものではなくダービーウィークオリジナルのを演奏。 今日のレースに主催者も気合入り。 一番人気は前走・駿蹄賞を５馬身差で圧勝したホウライミサイル。 それに続くのが兵庫の所属ながら兵庫ダービーを回避してこちらに遠征してきたスマイリングフィル。 レースが終わってみれば、水の浮いた不良馬場も問題とせずホウライミサイルが前走に続き５馬身差の圧勝劇。 これは強い！ このダービーウィークの各勝ち馬は、来月の大井競馬場で行われる交流重賞「ジャパンダートダービー」に集結し、今度は中央代表も含めてのナンバーワン決定戦を行う予定。 さて、名古屋代表となるホウライミサイル、どこまでやってくれるか。
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