| ●中央か、地方か、地元か ゴールデンウィーク恒例の交流重賞、名古屋競馬場の1400m戦。 今年で第８回。 過去の７回の成績はJRAが５勝、地元・名古屋が２勝。 ここ二年はマルカセンリョウ、ヨシノイチバンボシと地元勢が連勝中。 すぐ２日後には船橋競馬場で1600mのＧ１・かしわ記念が控えているため手薄なメンバーになるかと思いきや、JRAからは昨年のフェブラリーＳの勝ち馬メイショウボーラーが、南関東からもコアレスタイムにロッキーアピールと、重賞の一級戦で活躍するメンバーが登場。 天候は快晴。 馬場状態はもちろん良。 こういう時の名古屋競馬場は逃げ馬が、特に外枠の先行馬は圧倒的に有利。 おおよその見解では最内枠からメイショウボーラーが先手を奪うかと思われたけど、好スタートを切ったのは川崎のロッキーアピール。 こともあろうか、メイショウボーラーは出遅れて最後方から。 ロッキーアピールが先頭のまま直線に。 中段から差を詰めた一番人気のプリサイスマシーンがゴール前ではクビ差まで迫ったけども、すでにロッキーアピールの山崎騎手は左手でガッツポーズ。 意外にも、東海公営の交流重賞で南関東所属の馬が勝つのはこれが初めて。 地元とJRAの馬以外が勝ったのも、2002年・名古屋大賞典のトーホウエンペラー以来。 おそらく関東から応援に来たと思われる一団がウイナーズサークルの前で大喜びしている姿がうらやましかったです。 来年こそは地元の馬で！
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