| ●2005年のラストをかざる ２００５年、最後に訪れたのは地元の笠松競馬場。 このシーズンを飾る伝統の一戦、東海ゴールドカップ。 今年は賞金額も大幅ダウンし、距離も例年の2500mから大きく変更し1900mでの実施と、往年のファンからすればちょっと寂しいところ。 しかし、むしろ距離短縮によってレジェンドハンター、ミツアキサイレンス、フジノテンビーと、ずっと笠松を支えてきてくれたメンバーが揃ってくれました。 この３頭でグレードレースを7勝。 そのうち３つがＧII。 ほんの少し前なのに、思い出してみればいい時代だったんですね。 この古豪たちを差し置いて一番人気に支持されたのは５歳馬、エンシェント。 母は1994年ダービグランプリ２着のカネミボンバー。 自身も今はＪＲＡに移籍してしまった柴山騎手とともに2003年のダービーグランプリに挑戦した経歴のある期待馬。 鞍上は今年途中から東川騎手に変わり、ここ最近は４連勝中と絶好調。 その勢いに乗って、終わってみれば４馬身差の圧勝劇。 古豪の復活では無く、新星の台頭。 ハンターもテンビーもサイレンスも、３頭ともすでにピークを過ぎてしまっているのは判っているけど、今後もうこの３頭が一同にレースで会する機会は無いかも。 勝ち負けよりも、今年最後にこのレースを観れたことに感謝したいです。 2006年もいい年でありますように。
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