| ●無敗馬が負けた日 今年の中央競馬はディープインパクト一色だった。 正確にはＪＲＡとマスコミがディープ一色にしようとしていたような感じだったんだけど。 主催者が無理してでも国民的スターホースを作りたいような印象派ぬぐえなくも無かったんだけど、見事に踊らされたマスコミたちにはこのレースの結果はガッカリだったんでしょう。 今まで競馬を取り上げたことの無いのにディープインパクトを追いかけだしたマスコミ人にとっては。 けど、よくよく考えてみてください。 あのオグリキャップだって連勝でならしていた３歳時（旧４歳）よりも、勝ち負けを繰り返した４歳時になったあれだけの人気を獲得したんですから。 平成に入ってからの大型連勝馬というと、トウカイテイオー、ミホノブルボン、サイレンススズカ、タイキシャトル、テイエムオペラオー、ファインモーションといったところが有名でしょうか。 これらの馬もみんな負けちゃってるんですよ。 スターホースってのはマスコミや主催者が作るもんじゃない。 今回の敗戦はむしろ来年が競馬ファンにとって楽しくなれるようなきっかけになったんじゃないでしょうか。ディープファンにもアンチディープの人たちにとっても。 一強他弱よりも、ハイレベルなライバル物語のほうがわたくしは好きです。
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