| ●全日本サラブレッドＣ 改め、 第１回笠松グランプリ。 前年まではこのレースは「全日本サラブレッドＣ」として全国交流で行われていたけど、本年はグレード取り消しのため四県交流のＳＰ１で開催。 「全日本」を名乗るのはおこがましいのか、新設重賞として再スタート。 全日本サラブレッドＣは、第１回では笠松史上最強馬の１頭フェートノーザンがあのイナリワンを押さえ単勝1.7倍の人気に応えて優勝し、第３回にはマックスフリートが、第７回にはマルブツセカイオーが勝った伝統のレース。 ＪＲＡとの交流重賞になってからも、７年間で４回も地元の馬が勝っている名物レースだけに、その名前が消えるのはちょっと寂しいんですが、近い将来また復活してくれることを期待してます。 この日は朝から早いタイムでの決着が多く、どうやら先行有利。 ともなればこのメンバーならば簡単に先手の取れそうな名古屋のロイヤルセランガーにとっては絶好のチャンスか。 単勝は1.8倍と圧倒的な一番人気に。 ところがそのロイヤルセランガー、スタートからまったく行き脚がつかず中段からのレース展開に。 笠松の1400mでこの位置からの差しきりはほぼ絶望的。 最後の直線にむいたときには完全に圏外！ バラバラの馬群から抜けて出たのは金沢から遠征してきたホワイトサイクロン。 二番手はこれも金沢のケンゴウザンか。 まさか予想だにしなかった金沢馬のワンツー・フィニッシュ。 これはノーマークだ！ つい先週に名古屋競馬場で行われたゴールド争覇でも同じように金沢からの遠征馬がワンツーを決めていたばっかりだというのに、またしてもか。 どうしても交流戦になると金沢の馬って舐めてかかってしまうところがあったんですが、いいかげん見直さないといけないようです。 この日の準メインの大垣共立銀行杯（いい名前だ！）にはレジェンドハンターが出走して一番人気で圧勝してました。 名古屋のヨシノイチバンボシがいないんならばせめてレジェンドハンターにメインレース出てきてほしかったなぁ。
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