| ●21年ぶり、無敗の三冠馬 もう、マスコミも競馬場内もディープインパクト一色。 ２１年ぶり、史上二頭目となる無敗の三冠という大記録を考えればそれも当然かという感じで。 当日の京都競馬場、開門前に並んだ人は約１万２０００人。 午後３時の時点での入場者数は１３万人を突破。 馬券の妙味が薄くなりそうなところをＪＲＡが頑張って盛り上げようとした、その努力が報われたか。 ギャンブルとしては面白くもない単勝1.0倍の馬が登場するレースであっても、観客も注目もをこれだけ集めることに見事に成功。 それだけ盛り上げたからには三冠失敗とするわけにはいかず、そこはさすが武豊。 渾身の逃げを図る横山典のアドマイヤジャパンをしっかりととらえて二馬身差の圧勝で見事に無敗の三冠を達成。 ファンと主催者の期待にしっかりと応えてくれました。 ここ近年、菊花賞の権威の凋落を心苦しく思い、もしかしたらもう三冠なんてものに挑戦する馬なんてのは出てこないかもという心配もしてたんですが、この国の競馬もまだまだ伝統を守ってくれるだけの気概をもっていてくれたんですね。 過去にディープインパクトを生で見たことは２回ありましたが、その２回は札幌と栗東で見たいずれも調教での姿。 今回の菊花賞はじつはディープインパクトのレースを生で見る初めての体験だったりします。 さて、今後は。 日本史上最強馬への道を進むのか。 海外への進出を目指すのか。
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