| ●伝統の３歳重賞 公営中京の駿蹄賞、名古屋の東海ダービーに、この笠松の岐阜金賞の３レースが東海公営の３歳三冠。 古くからそういう認識があったけども、駿蹄賞が名古屋で行われるようになり、東海ダービーはJRAとの交流重賞になりで、いつしか三冠って呼ばれかたはされなくなってしまいました。 最後に残った岐阜金賞も、本来は中央の菊花賞と同じく10月に行われていたけど、昨年から４県交流の重賞になり、今年は他場との日程も合わせるためこの８月の開催に変更です。 結果的に、この時期に移したおかげで今年はそれなりの好メンバーが集結。 確かにこれより遅い時期になると、それなりの馬はダービーグランプリなど他地区の交流重賞に出走しちゃいますからね。 人気を集めたのは東海ダービー馬のセントレアリキ。 二番人気はレッドストーンと、名古屋の二頭が人気に。 しかしレースでは１枠１番のマルヨサンデーがフライングかと思うくらいの好スタートで飛び出し、あっという間に後続を引き離す。 前日までの雨で重となったこの日の馬場では後ろから行く馬には厳しすぎ。 結果はそのままマルヨサンデーの逃げ切り勝ちで重賞初制覇。 馬単は万馬券の波乱となったけども、勝ったマルヨサンデーはここまで８戦して５勝と、決して弱いわけでは無い馬。 このレースの昨年の勝ち馬はヨシノイチバンボシ、一昨年の勝ち馬はミツアキタービン。 この２頭はともにこの岐阜金賞が初重賞勝ちで、その後の活躍はご存知のおとり。 だったらマルヨサンデーの今後も期待できるかもしれないですね。
|
