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●真夏の祭典、伝統のBGC 地方競馬ファンにとって、この北海道のブリーダーズゴールドカップと大井の帝王賞だけはどうしても特別な存在でしょう。 今でこそ中央・地方の交流競走は珍しくもなんともないですが、このレースが創設された時代を考えれば、当時のこのレースがいかに画期的で先進的なものだったか。 その第1回を制したのは若き日の安藤勝己が乗る笠松のフェートノーザン。 その後の安藤勝己の活躍からしても、わずか17回という回数ながらも、このレースが歴史的な重さを持っているのを感じます。 創設当初は札幌のダート2400mで行われていたこのレースも、現在は夏の旭川ナイターでの開催で定着。 歴代の勝ち馬を見てもカミノクレッセ、カリブソング、ライブリマウント、ウイングアロー。 そして後に天皇賞を勝つイングランディーと豪華な面々。 賞金額でG2となっているだけであって、ファンにとっても主催者にとっても、間違いなくこのレースはG1クラスの存在なんです。 昨年の勝ち馬はその後JCダートを勝ったタイムパラドックス。 そして今年もそのタイムパラドックスがこのレースに登場。 もちろん堂々の一番人気。 昨年時やJCD時との違いといえば鞍上が安藤勝己でも武豊でもなく、横山典であるというところ。 そう、その違いがなによりも不安材料だったりするんですが・・・ スタート直後、2番人気のサカラートが3馬身くらいの出遅れの不利を受けるも、道中ではしっかりと立て直し中段に待機。 最後の直線ではすでにタイムパラドックスより前に出て逃げ込みを図る体制。 情けなし横山のタイムパラドックス、スタートで出遅れた馬に直線では前を行かれ、ついには捕えることができずにゴールイン。 武豊でG1を勝った馬に横山典が乗ると必ず取りこぼす。 ほんの3日前に札幌のクイーンSでダンスインザムードで沈んだのと同様、武のお手馬に横山典が乗るとこんなふうになるんだとう見本のようなレースでした。
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競 走 成 績 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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勝ち馬の情報 | ||
サカラート 石坂正厩舎(栗東) 牡5歳 栗毛 馬主:サンデーレーシング 生産:ノーザンファーム |
父 | アフリート |
母 | スカーレットレディ | |
母父 | サンデーサイレンス |
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