| ●懐かしの「東海ダービー」 古くからの東海公営のファンならば昨年までの「名古屋優駿」よりもこの「東海ダービー」という呼びかたのほうが思い入れが強いような気がします。 かつての東海ダービー時代の勝ち馬にはゴールドレット、リュウズイショウ、マックスブレイン、トミシノポルンガ、サブリナチェリーなどなど。 1996年に名古屋優駿という名前の交流重賞になってからはウイングアロー、アグネスデジタル、ビッグウルフらが名を連ねている伝統のレース。 今年は交流重賞ではなく、四県交流競走としての開催なんですが、地元の三歳の有力どころのミラージェネスやクインオブクインやナツノビリーヴといった名前は見当たらず。 もっともこの３頭はみんな牝馬なんでハナから出走を期待するのが間違えといえば間違えだったんですが。 それにしても１着賞金300万円ではこれくらいのメンバー構成が限界なんでしょう。 交流重賞導入以前の形にもどっただけという声も聞きましたが、トミシノポルンガが勝った当時でも一着賞金は1300万円はあったはず。 中央の特別指定なんかがある以上は地区限定の賞金の安い３歳重賞はどこもこんな感じになってしまうのはわかりますけどね。 けっきょく、勝ったのは中央から移籍してきたセントレアリキ。 二着も中央からの移籍馬のスコッツデール。 中央の500万下クラスの二頭での決着って事は、１着賞金300万円は妥当なところなんでしょう。 ちなみにこの二頭、どちらも角田厩舎の所属で馬主も同じ。 同厩舎・同馬主のワンツーフィニッシュだったため、表彰式は二頭並べての口取式に。 なんか去年の園田で見た森厩舎みたいでした。
|
