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●史上初!ばんえい記念・三連覇 ばんえい競馬最大のレース、ばんえい記念を観戦すべく真冬の帯広競馬場へと旅立ちました。 気温はマイナス2℃、天候は雪。 ちょうど前夜から寒気団が日本列島を通過したために、街中どこへいってもものすごい積雪となったにもかかわらず、競馬場内はかなりの客入り。 観客の熱気には驚きでした。 注目はなんといっても一昨年・昨年とこのレースを連覇しているスーパーペガサス。 勝てば史上初のばんえい記念三連覇。 対するは前走でそのスーパペガサスを敗った前年の2着馬ミサキスーパー。 さらにはかつての三冠馬ヨコハマボーイに年間最多勝の記録を更新中のシンエイキンカイと、さすがに大物ぞろいの一戦。 1000キロのソリを1000キロの馬が轢く際すごいほどの土煙があがり、加えて冬の寒さで吐く息は真っ白。 騎手の掛け声も聞こえてくるし、障害で馬が気合を入れるたび観客からも大きな歓声があがる。 ばんえい競馬を見るのはこれが初めてでは無いけど、やっぱりG1となると迫力が違う! 第二障害の登りで各馬いっせいに力を溜め、しばらくの沈黙のあとさきに動いたのはミサキスーパー。 一気に坂を駆け上るとゴールにむけて独走態勢。 かなり遅れて王者スーパーペガサスが障害を登りきる。 登りきったと思ったらそこからのスピードはばんえい競馬とは思えないほどの速さ。 並ぶ間もなく先頭を逃げるミサキスーパーを捕えるとあっというまに独走のゴールインで三連覇達成。 場内からは王者のこの偉業を称えんとばかりに巻き起こる歓声と拍手。 真冬の帯広で見たこの名勝負、自分が今まで見てきた競馬の中でも最も印象に残ったレースのなかのひとつとなりました。 来年かその先でもいいから、いつかまたこのばんえい記念を観に帯広まできっと来よう。
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競 走 成 績 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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勝ち馬の情報 | ||
スーパーペガサス 大友栄人厩舎(ばんえい) 牡9歳 栗毛 馬主:加藤正法 生産:三井宏悦 |
父 | ヒカルテンリュウ |
母 | アサヒシャルダン | |
母父 | マルゼンストロングホース |
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