| ●森軍団の１・２・３ 公営代表の佐賀のカシノオウサマと東海のレジェンドハンターにヨシノイチバンボシの三頭はいずれも前走は笠松の全日本サラブレッドC。 JRA代表のノボジャック・ノボトゥルー・シーキングザダイヤの森厩舎の三頭の前走は宇都宮のマロニエカップ。 さらにディバインシルバーにいたってはこの両方のレースを使ってここに出走と、JCダートを走らなかったダート短距離組の再戦のようなメンバー構成。 単勝１．６倍の圧倒的な人気を集めたのはフランス帰り２戦目となるシーキングザダイヤ。 国内だけならば７戦４勝・重賞２勝の実績を持ち、前走も敗れたとはいえ帰国初戦を初のダートで差の無い３着と好走しているだけあり、鞍上の武豊人気も手伝ってここでは勝って当然とばかりの評価に。 結果は人気順では無いにしろJRA勢が４頭で上位を独占。 今回は６番人気と評価を落としていたノボジャックが地元・園田出身の小牧太を鞍上に迎え絶妙の逃げで粘り込みを果たし馬券はやや波乱気味。 三着にも交流重賞の常連ともいえる古豪ノボトゥルーが入り、森厩舎のワン・ツー・スリー。 地方競馬の交流重賞になると毎度のことながら森厩舎がJRAの出走枠を独占し、賛否が論議されるわけだけども、べつにルール違反してるわけではないので仕方が無いといえば仕方が無いんですよね。 この兵庫ゴールドTも初回登録の時点ではJBCスプリント２着のアグネスウィングの名前があったのに、近走はサッパリなノボジャックのほうが過去に稼いだ賞金のおかげで選ばれてしまい憤慨していたんですけども、終わってみればこの結果。 競走社会では結果を出しちゃえばそれで正しいわけで。 レース後の口取り式では優勝したシーキングザダイヤのみならず２・３着のノボ二頭も引っ張り出してきて三頭並べての記念撮影を行っていました。 森厩舎はこの３頭のみならず他にもシャドースケイプやらスターキングマンといった交流重賞勝ち馬を抱えているわけで、今後もそれこそ全盛期のマクラーレンのF-1チームのようにチームプレイで交流重賞をさらっていくのでしょうか。 恐るべし。
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