| ●日本馬に外国の騎手 ＪＣってひと昔前に比べると賞金の額は劇的に高くなったけども、外国馬のレベルは驚くくらい低くなってしまいましたね。 凱旋門賞とブリーダーズＣを勝った馬に加え、南半球の最強クラスが出走し、それを日本代表が迎え撃つっていう図式がなんとも懐かしい。 誰がどう見ても今はドバイや香港の国際レースのほうが遥かに花形となってしまってます。 トウカイテイオーが勝ったときは日本馬の勝利に熱狂したもんでしたが、ここ何年かは日本馬が勝ったところでサッパリ感動も何も起こらない、なんだかよくわからん国際競走でした。 そんなＪＣなんですが今年のメンバーを見てみると、ここ近年の日本の競馬の象徴とも思える外国人騎手の台頭に注目せざるを得ないといったところ。 勝ったゼンノロブロイの鞍上にはお馴染みペリエ騎手。 二着のコスモバルクにはこの秋Ｇ１で大暴れのルメール騎手。 藤沢厩舎の馬にペリエってのは今では至って普通の話なんですが、公営所属のコスモバルクにフランス人のルメールが乗って国際Ｇ１で連に絡むってのは考えてみればすごい話なんですよね。 シンボリルドルフと南関のロッキータイガーの決着だった1985年のジャパンカップから１９年後、再びJCで中央と公営のワンツーが決まったと思ったら騎手は実は両方ともフランス人でした、と。 うーん、やっぱりさすがは国際レースなんだなぁ。 今後のジャパンカップも馬よりも騎手の国際交流のほうがメインになってくるんでしょうか。 そうなったら来週に行われるワールドスーパージョッキーシリーズってのも存在感がなくなってくるんだろうなあ。 うーん・・・・
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