| ●3000勝騎手・安藤勝己 9月に出された廃止報道の後として初めて行われる東海公営の交流重賞。 祭日で天気も良いこともあり朝から場内の人出は多く、同時に東海テレビ、ＣＢＣテレビ、メーテレと報道陣の数も多く目に付きました。 来場者の平均年齢は見た感じで判るくらい、ここ最近では断トツで若かったです。 いつもこれくらいのお客が入っていたら笠松も廃止なんて話は出てこないんだろうになあ。 これだけ多くのお客さんが集まったのはなにも廃止報道があったからだけじゃなく、安藤勝己と武豊の参戦があったのも大きな要因のひとつ。 単勝1番人気は武のサイレンスボーイ、つづいて安藤勝のディバインシルバーが2番人気に。 さすが中央のＧ１であろうと地方の交流重賞であろうとこの二人の存在感は圧倒的です。 そして3番人気には復活を期する昨年の優勝馬、地元期待のレジェンドハンター。 あとは大きく離された4番人気以下。 武の手腕でサイレンスか、地の利のレジェンドかで人気を集めたこの2頭。 終わってみればドベとブービー。 先行有利の笠松ではこの２頭に展開が向くとか言われていたのにいったいこれはどうしたことやら。 勝ったのは安藤勝のディバインシルバー。 彼は先週まで髄膜炎のため入院しており、今回が退院後初の騎乗であったにも関わらず、さすがこの競馬場で3000勝をしている名ジョッキー。 誰が言ったか知らないですけど「笠松なら目をつぶっていても走れる」って話も本当かと思えちゃいます。 ２着にも名古屋のリーディング騎手で今はもう全国に名前を知られる吉田稔。 安藤勝と吉田稔の東海公営が誇る二人での決着で馬連6000円は美味しすぎるか？！ あと、今回は残念ながら６着に敗れたカシノオウサマ。 この馬はボクは過去に金沢・名古屋・佐賀で走っているのを見たことがあり、今回は４つ目の競馬場。 地方競馬場巡りの旅をやっていてこういう馬に久しぶりに会うとなんとなく嬉しかったりします。
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