| ●廃止の発表にゆれる笠松 つい４日まえ存続か廃止かの検討委員会からの発表があり地元の新聞の一面にも掲載されました。 いわく「速やかに廃止すべき」。 あくまで委員会の発表であり、主催者からはいまだ公式にコメントが出てはいないもののかなり厳しい状況には間違いないです。 その発表後からは初めて渦中の笠松競馬に行ってきました。 いつもこの競馬場で食べる味噌串カツ、ドテ飯、大判焼き。 それに無料サービスのレモンティーを味わいながら馬券を買う。 何年間も何度も当たり前のようにやってきたこののどかな平日の草競馬ももしかしたらもうすぐできなくなってしまうんでしょうか・・・ 規模も小さく施設も古いこの笠松が全国の競馬関係者にその名前を知られているのは、マイナーな血統や安い馬で次々に全国クラスの馬を排出してきたから。 例えばオグリキャップ。 例えばライデンリーダー。 トミシノポルンガにレジェンドハンター、現役ならばミツアキタービン。 そして笠松の現役最強クラスのもう一頭、ミツアキサイレンス。 もう７歳になり２年以上も勝ちからは遠ざかってしまっているけども、かれこれ丸５年近く笠松の名前を背負い全国を転戦してきたこの馬が秋の重賞戦線にむけての始動にこの日を選んできました。 競走馬としては完全にピークを過ぎてしまっているのは充分にわかっている。 わかっているけどもこの馬が地方馬だけのレースで負けるわけはない。 レースの結果は言うまでもなく、場内からの拍手に迎えられながら独走でゴールイン。 この秋は再び一連の交流重賞に出走することになるであろうし、もうこの年齢ではそこでの勝ち負けは明らかに厳しいです。 もしかしたら今日が最後の勝利になるかもしれない。 もうこれだけの馬をこの笠松から送り出すことは二度とないのでしょうか・・・
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