| ●中京の芝の2000のハンデ戦 愛知杯といえば暮れの開催に行われる父内国産限定重賞。 それがいつのまにか夏の開催に移行され、今年からはなんと牝馬限定の重賞に変更。 もう一昔前とは跡形もなく条件が変ってしまいました。 同じなのは2000メートルのハンデ戦ということくらいでしょうか。 この時期に牝馬限定の重賞を作ることにそれほどのメリットが有るのか無いのか。 出走18頭中重賞勝ち馬が６頭と、Ｇ１二着馬が１頭というメンバー構成からすればそれなりにこのレースの意義がアリのように思えるけど、同時に格上挑戦馬が９頭もいるのを見るとなんだかなぁって気分になるレースです。 まあ、父内国産限定時代でもメンバーの質からすればその程度だったような気もするし、ハンデ戦なんだからそれくらいのほうが馬券としては面白い（難しい？）からよしとしましょう。 福島牝馬Ｓと同様にローテとして定着するまでたぶん数年はかかると思いますし、なにせ中京では貴重な「日曜に行われる芝2000の重賞」なんですから。 それにしても勝った秋山騎手、同じ芝2000のハンデ戦である今年の中京記念ではまったく先行したことのなかったメイショウキオウで逃げ切り勝ちを決めたと思ったら、今日もまた先行実績のほとんどないメモリーキアヌを三コーナーから早め先行で押し切る見事な勝ちっぷり。 そういえばむかしの愛知杯をカネトシガバナーで勝ったのも秋山だったっけ。 ここ数年このレースは東海公営の騎手の独壇場だったけども、今年は中京2000のハンデ戦男の真骨頂を存分に発揮したレースでした。
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