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●春のスプリント王 1200mになってから早くも9年目、レース名が変ってからは5回目、この時期に移ってからは4年目となる高松宮記念。 夏の2000mで行われていた時代に競馬を始めた身としてはもうこんなに経ったんだってのが素直な感想です。 春のスプリント王決定戦という名目で行われているけど、本当のところは「中京コースのスプリント王」決定戦。 過去の傾向からして実績アリのG1馬よりも中京コースの得意な馬が好走するパターンが多いのが特徴のこのレース。 そんなわけで、昨年に短距離G1を連勝したデュランダルに対し、中京1200mの重賞勝ちのあるギャラントアロー・サニングデール・シーイズトウショウと、このコースのレコード所持者のテンシノキセキといかにもこのコースが得意そうな面々が揃い、例年に比べ面白そうなメンバー構成。 人気馬が先行と追い込みに見事に分かれたため、先行有利か、追い込みは届くかというところに注目が集まったわけですが、結局のところみんな小細工無しでギャラントアローが逃げてデュランダルは後ろからという展開に。 最後は中段より後方で構えたサニングデールがこのコースで重賞2勝の実績どおりゴール前で追い込んできたデュランダルをきっちりと抑え、この時期に開催されるようになってから初めての7秒台のタイムでの優勝。 三着になだれ込んだキーンランドスワンを除けば順当な馬が上位に来たわけです。 実はG1になってから今年が一番まともなレース結果だったかもしれないです。 来年で10年目をむかえるにあたってようやく高松宮記念もG1としてのそれなりに威厳が出来てきたのでしょうか。
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競 走 成 績 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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勝ち馬の情報 | ||
サニングデール 瀬戸口勉厩舎(栗東) 牡5歳 黒鹿毛 馬主:後藤繁樹 生産:タイヘイ牧場 |
父 | ウォーニング |
母 | カディザデー | |
母父 | Darshaan |
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