第7回 名古屋記念 (SP1)
名古屋競馬場 ダート1900m サラ系3歳上 オープン
1着賞金:500万円 馬場:稍重
・セレクトハンデ 2003年 12月 31日 第10競走


●今年の名古屋けいばの主役

 ゴールドプルーフの東海S制覇や吉田稔の中央での活躍、マリンレオのセイユウ記念優勝など、今年の名古屋競馬は近年に比べても収穫の多い一年だったんじゃないでしょうか。

 キウィダンスやエムエフファルコンらで果敢に交流重賞に遠征した角田厩舎や、内弁慶と呼ばれながらも上山のさくらんぼ記念に挑戦したイッコーオーも結果こそは出せなかったけど、その姿勢はおおいに評価すべきだし。

 しかしなんといっても今年一年を名古屋の主役として頑張ったのは文句なしでマルカセンリョウだったでしょう。 昨年暮れからの5連勝で梅見月杯を勝つと、つづく交流重賞の名古屋大賞典で中央馬4頭を撃破し6連勝をかざり全国に名前を売り、一気にこの名古屋競馬の主役に駆け上がったのが3月のこと。

 以降は地元での圧勝と遠征での惨敗を繰り返し、全国クラスの壁にブチ当たってしまったような感じはしたけども、ほぼ休み無く年間に14戦を走ったこの馬が今年の名古屋の一番の顔だったハズ。

 その鞍上にはいつもロン毛の上松瀬騎手がいたのですが、ゴールド争覇で3着に敗れたのが原因だったんでしょうか、前走より名手・吉田稔騎手へと変ってしまいました。 一流馬には一流騎手というのは当たり前のことかもしれないけど、見慣れた上松瀬騎手の姿がないというのは少し寂しくも思えます。

 新しいコンビでの初勝利を収めたマルカセンリョウ。 来年は地元の重賞だけでなく、他地区の交流重賞でも結果が出るよう頑張って欲しいです。

前走より吉田稔に乗り変ったマルカセンリョウが圧勝


競 走 成 績
. .  馬 名  騎手  .. 着差 人気
1 7 07 マルカセンリョウ 吉田稔 2:01:9 2
2 8 09 サンキューホーラー 丸野勝虎 4
3 5 04 ユウキュウ 宇都英樹 1/2 6
4 1 01 イッコーオー 竹下太 2 1/2 1
5 4 04 エムエフファルコン 倉地学 3


勝ち馬の情報
マルカセンリョウ
瀬戸口悟厩舎(愛知)
牡5歳 栃栗毛

馬主:大西和子  生産:杵臼牧場
ラムタラ
マルカアイリス
母父 ブレイヴェストローマン

払戻金
単勝 7 240円
枠連 7-8 780円
馬連 7-9 1160円
枠単 7-8 1050円
馬単 7-9 1410円
  
馬 名 所属 性齢 騎手 斤量
1 1 イッコーオー 愛知 牡7 竹下太 58.0
2 2 ブルックリンガイ 笠松 牡6 上松瀬竜一 53.0
3 3 キャニオンホーク 愛知 牡4 福重正吾 52.0
4 4 エムエフファルコン 愛知 牡4 倉地学 52.0
5 5 ユウキュウ 愛知 牡4 宇都英樹 52.0
6 6 テイエムアラシ 愛知 牡4 戸部尚実 52.0
7 7 マルカセンリョウ 愛知 牡5 吉田稔 55.0
8 8 ハッピーサファイア 愛知 牝3 岡部誠 52.0
9 サンキューホーラー 愛知 セ8 丸野勝虎 55.0

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