| ●名牝を冠した暮れの名物レース 名目は「東海公営・最強二歳馬決定戦」。 かつてはジュニアグランプリというレース名で施行され、過去の勝ち馬にはオグリキャップ・オグリローマン・マックスフリート・サブリナチェリーらが名前を連ね笠松から出世するための重要なステップである伝統のレース。 1994年にはおなじみライデンリーダーが勝ち、その名前を取り1997年からはライデンリーダー記念と名前を変えエフワンライデンやブラウンシャトレーらを輩出はしたものの、近年では地元の重賞よりも賞金の高い中央の500万条件あたりを使う馬が多く、残念ながら「二歳No.１」を決めるレースというには物足りないメンバーってのが正直なところ。 しかし今年はレース名に冠されているライデンリーダーの仔であるベンテンヒカルが出走。 人気のほうはイマイチだったけどもそれなりに話題にはなりました。 そのベンテンヒカルは残念ながらいいところ無く７着に敗退してしまいましたけど。 勝ったのは濱口騎手が騎乗の牝馬アルトタイガー。 このレースでの牝馬の勝ち馬というと、ジュニアグランプリ時代の1994年のライデンリーダー以来のこと。 そろそろ笠松からもライデンリーダーのようなファンを沸かせる超大物が出てきてくれることに期待したいもんです。
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