| ●かみのやまでも武豊 山形県の山あいにある温泉郷・上山市。 そこにある小さな競馬場がかみのやま競馬場。 今この競馬場をめぐって廃止か存続かで地元はもめにもめているようですが、どうやら残念な事に廃止の方向へ大きく動き出してしまったようです。 もしかしたらこれが最後の全国交流競走になるかもしれない今年のさくらんぼ記念。 中央勢では交流重賞では全国どこへ行ってもすっかりおなじみのプリエミネンスに、G1での二着２回が光るビワシンセイキが人気に。 しかしこの二頭が実は勝ちきれないレースが多いというのも全国どこへ行ってもおなじみのこと。 で、そんな混戦と予想された時は、やっぱり武豊がきっちりと勝ってしまうってのもいつものおなじみの結果。 出遅れて中段待機と少し苦しい展開ながら、二周目の向正面で勝負どころとみるや一気のスパート。 直線ではビワとプリの二頭をまとめて交わしてみごと優勝。 人気者の武豊、表彰式ではどこでもすごい歓声があがるのはいつものことなんですが、今回は増沢末夫調教師が登場したとたんベテランファンたちの口から一斉に「ハイセイコー！」の声があがったのにはかなり驚きました。 名古屋代表のマルカセンリョウ、今回はけっこう期待していたんですけど帝王賞の時みたいに先行して逃げ馬を潰したあとはお役ゴメンとばかりにズルズルと後退。 ちょっと頑張りすぎたのか、かなりガッカリの結果でした。
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