| ●勝ててよかった。本当によかったマリンレオ タマツバキ記念の覇者・サンバコールも、地元の最強馬・スーパーベルガーもいない。 全国交流といっても超一流とは言えないかもしれないメンバー。 それならば単勝1.8倍、今日も圧倒的一番人気に押されたマリンレオが圧勝するのはず。 そう考えるのが当たり前なんですが・・・ 福山での連勝ストップ、それだけならまだしも、前走では地元・名古屋でも敗戦。 アラブ最後の怪物といわれたマリンレオもいよいよピークは過ぎたかもしれない。 そんな思いも拭い去れないまま、それでも勝つにしろ負けるにしろこの馬をしっかりと見とどけたく、バスに揺られること約４時間、金沢競馬へと行ってきました。 レース前にこんなに緊張したのは久しぶりのこと。 パドックでのマリンレオは心なしか小さく見え、あの福山での敗走がなんども頭をよぎってしまう。 とにかく勝って欲しい。 注文があるとしたらただそれだけ。 そんな気持ちでレースのスタートを迎えました。 レースが動いたのは二週目の三コーナー過ぎ。 先行した地元・金沢のサクセスフレンドをマリンレオが捕えようと動いた瞬間にそれまでの心配はどこかへと消滅。 そう、あの走りは圧勝する時のパターンだ。 結果はマリンレオの見事なまでの完勝。 鞍上の山田騎手からもガッツポーズが出るほど完璧なレースで復活を飾ってくれました。 この日はファン感謝祭のイベントということで、なんとレース後に北島三郎のコンサートを開催とのこと。 しかもそれだけでなく、特別三競走はすべて北島三郎賞として行い、アラブグランプリを含めた４競走の表彰式ではサブちゃん自らがプレゼンテイターをつとめるときたもんだから驚きです。 平日にもかかわらず、来るわ来るわ、明らかに競馬場に慣れていないようなサブちゃん目当てと思われるお客さんが。 さらにＪＲＡとの交流競走も2つ組まれており、安藤勝己を始めとする中央勢までが金沢に集合。 ７レースからを列挙すると、 ７Ｒ JRA交流 カンナ賞 ８Ｒ JRA交流 白百合賞 ９Ｒ セイユウ記念 アラブグランプリ 10Ｒ 北島三郎賞 まつり特別 11Ｒ 北島三郎賞 加賀の女特別 12Ｒ 北島三郎賞 与作特別 と、なかなか面白い番組になってました。 メインレースは１８時とゆっくりめの薄暮競馬での開催。 今年の夏からはビアガーデンもオープン。 さらに前日からは三連複・三連単の新馬券もスタート。 主催者がいかに競馬開催に力を入れているかをいろいろなところで感じました。 他の地方競馬、のみならず中央競馬もこういうところは見習うべきでしょうね。 ファンが何を求めているか、何をすればお客が集まり売り上げが増えるかってことを。
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