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●ビリーヴを信じなかった。 一度調子を崩してしまった牝馬をもう一度全盛期の出来まで立て直すことは難しい。 まして短距離馬ならばなおさら不可能に近い。 過去にダイイチルビーやフラワーパークといった名スプリンターが一度の敗戦をきっかけに二度と立ち直れず引退していったのを何度も目にするうちに、いつか自分の中でひとつのセオリーが完成していました。 ここ二走まったく精細のなかったビリーヴも過去の牝馬たちと同様、もう終わった馬だと思っていただけに最後の直線でビリーヴが先頭に立った瞬間はなんとも複雑な気持ちでした。 そのビリーブの鞍上にいたのはほんの一ヶ月前に笠松競馬場にて壮行セレモニーで見送ったあの安藤勝己騎手。 中央移籍からわずか一ヶ月でG1制覇。 いつしか常識で凝り固まってしまった自分の頭では信じることの出来なかった馬と騎手の奇跡的な勝利を心から祝福したいです。 信じなくてごめんなさい、ビリーヴ&アンカツ |
競 走 成 績 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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勝ち馬の情報 | ||
ビリーヴ 松元茂樹厩舎(栗東) 牝6歳 鹿毛 馬主:前田幸治 生産:上水牧場 |
父 | サンデーサイレンス |
母 | グレートクリスティーヌ | |
母父 | Danzig |
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