第6回 黒船賞 (GIII)
高知競馬場 ダート1400m サラ系4歳上 オープン
1着賞金:3000万円 馬場:良
・指定交流競走 2003年 3月 21日 第9競走


●南国・土佐の競馬場

 高知といえば龍馬。 しかし今回の高知行きの目的は龍馬ではなく競馬。
高知競馬場唯一の交流重賞・黒船賞の観戦のため、夜行列車「ムーンライト高知」に乗ってはるばるとやってまいりました。

 想像していたよりもずっと規模の大きい競馬場に驚きつつも、そこに走っている馬たちにもさらに驚き。 9歳・10歳はあたりまえ、いくつもの競馬場を移籍したのちにここへ移ってきた馬がほとんど。 中央や東海公営出身の馬も多く、オースミレパードやアサヒミネルバといったボクが高校生くらいの時に見た事のある馬がまだ現役を続けているんです!
 足元に不安を抱えた馬が多いらしく、パドックを見ていてもはっきりいってほとんど参考にならないです。 みんな歩様がおかしいんだから。

 メインの黒船賞にはそうした懐かし馬の極めつけ、12歳のナムラコクオーが高知代表として出走。 冷静に考えれば中央の馬にここで勝負になるわけはないんだけど・・・

 競馬を長年見てきて、強い馬を作るってのが競馬として当たり前の事だと思っていたけど、高知に来て思ったのは、こんな東京から離れた四国の競馬場でもサラブレッドが年をとっても走り続けれる環境があるってのも大事なこと。 競馬の華やかな部分だけでなく、競馬ファンとして決して見ておかないといけない、日本の競馬を支えている底辺の部分を見ました。 競馬ってのは馬が、生き物が走るもの。当然のことのようで忘れてることだったかもしれないです。

ノボジャック、独走のゴールイン。二着はノボトゥルーでノボ祭り!


競 走 成 績
. .  馬 名  騎手  .. 着差 人気
1 4 04 ノボジャック 蛯名正義 1:27:5 2
2 8 12 ノボトゥルー 武豊 1
3 7 10 タッチダウンパス 岩田康誠 6
4 1 01 ノムラリューオー 田中勝春 2 1/2 3
5 8 11 ジョイフライト 中西達也 クビ 10


勝ち馬の情報
ノボジャック
森秀行厩舎(栗東)
牡6歳 栗毛

馬主:池ばた
生産:Mrs.Lewis C.Ledyar
French Deputy
Flight of Angels
母父 Afleet

払戻金
単勝 4 210円
枠連 4-8 150円
馬連 4-12 160円
枠単 4-8 310円
  
馬 名 性齢 騎手 斤量
1 1 ノムラリューオー 牡4 田中勝春 56.0
2 2 ナムラコクオー 牡12 中越豊光 57.0
3 3 ゲイリーコンドル 牡8 村上忍 55.0
4 4 ノボジャック 牡6 蛯名正義 58.0
5 5 カコイサンデー 牡9 花本正三 55.0
6 ウォーターダグ 牡8 西川敏弘 55.0
6 7 マッケンリーダー 牡10 明神繁正 55.0
8 スマコバフレンド 牡6 堅田雅仁 55.0
7 9 エイシンドーサン 牡9 コ留康豊 55.0
10 タッチダウンパス 牡6 岩田康誠 55.0
8 11 ジョイフライト 牡6 中西達也 55.0
12 ノボトゥルー 牡7 武豊 58.0


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