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| 第１回 ビッグバンドで聴くバリトンサックス |
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MINGUS BIG BAND '93
Nostalgia in Times Square
初めて聴いたときものすごい衝撃を受けました。 とにかく二曲目の「MOANIN'」でロニー氏がバリサクを吹きまくる吹きまくる！
長いことビッグバンドのバリサク吹きをやってきたけど、かつてこれほどのインパクトを受けた曲は他になかったです。
まだ聴いたことがないバリサク吹きはすぐに聴きましょう。 これを聴いて衝撃を受けたビッグバンドのバリサク吹きはすぐに譜面を買ってきてこの曲にチャレンジしましょう。
これを通らずしてビッグバンドのバリサク吹きを語ることなかれ。
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参加しているバリ奏者
Ronnie Cuber
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THAD JONES-MEL LEWIS ORCHESTRA
LIVE IN TOKYO
このサドジョーンズ・メルルイスオーケストラ（通称・サドメル）は、もともとたっぷりとソロを聞かせることに重点を置いたようなバンドなので、メンバーのほとんどがアドリブソロに堪能なのプレイヤーで固められてます。
で、バリトンサックスはというと大御所のペッパー・アダムス先生が参加。 このアルバムは1974年の来日の時のライブ録音なんですが収録されているのはわずかに四曲。 しかしその全部が10分前後の大熱演なんだが。
その四曲のうち三曲でバリトンサックスがソロをとっているんですよね。 さすがはアダムス大先生。
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参加しているバリ奏者
Pepper Adams |
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DENNY CHRISTIANSON BIG BAND
SUITE MINGUS
もう一枚、ペッパー・アダムス先生の熱演盤、こちらはちょっとマイナーなアルバムです。 いきなりジャケットではスキンヘッドのアダムスさんがにらみをきかしているこのCD、晩年の数少ないビッグバンドでのアルバムです。
ミンガス組曲というタイトルですが別に前編ミンガスの曲をやっているわけではないです。
ビッグバンドとしてもまあ面白いアレンジだし、ビッグバンドのバリサク吹きならば買っても損は無い作品です。 さらにこれの続編として「MORE PEPPER」というアルバムもおなじくデニー・クリスチャンセンのビッグバンドとして発売されています。
ペッパー・アダムスのファンでなおかつビッグバンド好きの人なら持っておきたい一枚です。
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参加しているバリ奏者
Pepper Adams |
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GERRY MULLIGAN ORCHESTRA
WALK ON THE WATER
バリトンサックス奏者としてと同時にアレンジャーとしても名高いジェリー・マリガン。 そんな彼はやっぱり他人のバンドにアレンジを提供するよりも自分でビッグバンドをやってみたかったんでしょうね。
資金不足のために何度も結成・解散を繰り返した彼の名義のビッグバンドですが、何枚か名盤を残してます。
個人的にはこのアルバムがいちばんお気に入りです。 バリサクのほかにもソプラノをマリガンは吹いていますけど、ホントにマリガンらしいやさしく柔らかい音です。
全編マリガンをフューチャー、これもビッグバンドのバリサク吹きなら買いの一枚です。
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参加しているバリ奏者
Gerry Mulligan |
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